-
2024.10.20
秋の冷え込みに要注意。特に下腹部の冷え対策を今から始めましょう
子宝応援ブログTOP下腹部を触って冷たいと感じたら要注意
ますます朝晩の冷え込みが強くなってきました。冷え性の方には辛い季節になりましたね。 子宮の辺りの冷えには特に注意が必要です。下腹部を触って冷たいと感じたら、子宮周辺の血の巡りが悪くなっています。特に骨盤内が冷えてしまった場合、卵巣機能の低下を引き起こし、ホルモンの分泌や卵胞の成熟に影響します。この時期、生理痛の悪化、生理周期の延長など見られる方は、冬に向けて漢方で体の中から温めて冷え性の改善を行い、妊娠しやすい体を目指しましょう。下腹部が冷たい時には腹巻をして、お腹を冷やす食べ物はできるだけ控え、冷えを骨盤内に取り込まないようにすることが重要です。
冷え性改善で自然妊娠
36歳のSさんは、1年3か月にわたり妊娠を希望していました。不妊症の基礎検査では特に異常は見つかりませんでしたが、人工授精により2度妊娠し、2度とも流産を経験されました。カウンセリングにより、下腹部の冷え、生理痛、そして体温が35度台と低体温であることが判明しました。これらの症状から、冷えによる血行不良が原因と考えられ、冷えを積極的に改善することに取り組みました。3か月後には体温が36度台に上昇し、冷えの改善が見られました。服用から4か月後、自然妊娠が確認されました。さらに、過去の流産経験を踏まえて、安胎処方の漢方を継続的に服用。冷え性体質の改善により、子宮環境が安定し、代謝も向上した結果、流産予防に繋がり、無事に出産に至りました。Sさんの場合、冷え性の改善が妊娠の維持と出産に大きく寄与したと言えます。
自分にあった冷え対策がポイント
特に注意したいのは、骨盤内の血行不良によるお腹の冷えと基礎体温の低下です。平熱が35度台など低い方は、エネルギー生産の力が不足し、代謝力も低下している可能性があります。そのため、適切な対策が必要です。骨盤内の血行が悪くなると、子宮が冷えて妊娠しづらくなったり、流産のリスクも高まるので、特に注意しましょう。秋の冷えは冬場の体調不良を助長することが多いので、今のうちから冷え対策を徹底することが重要です。
外側からの冷え対策としては、足首や膝を冷やさないように長めの靴下を履くことが効果的です。また、お腹や腰を冷やさないように腹巻を使い、冷えが体に入り込まないようにしましょう。さらに内側からは、漢方などを取り入れて体を温め、妊娠しやすい体に整えていきましょう。妊活でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
BLOG
子宝応援ブログ
INFORMATION