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2015.05.16
漢方で考える子宝③
子宝応援ブログTOP5月なのに、夏のような日が多いこの頃です。体調管理に気をつけましょう。
今回は、「気虚」について考えます。
"気"は、体の全ての臓器に存在します。
"気"とは、エネルギーです。
「気虚」とは、気不足、エネルギーの不足と考えます。
つまり、臓器のエネルギー不足で働きが低下します。そのため、「体がだるい」「気力が出てこない」「疲れてしまう」などの症状が出てきます。
子宝を望む場合、臓器の"気"の中で特に大事なのは、"腎の気"です。"腎"は、親から受け継いだ体質、その人の持っている基本的な強さを表します。そのため、"腎の気"は、体の気の元になるので、"腎精"と言います。親となる人は、子供に分け与える腎精がしっかりとしていることが大事です。
現代的に言うと、腎精は内分泌ホルモンを表すようです。女性の場合は、腎気の充実で、生理が整い妊娠しやすい体になります。22時から2時は腎を高めるゴールデンタイムです。仕事や家事に追われ、なかなか難しいかもしれませんが、この時間帯に熟睡できるように、最低でも0時にはベッドに入りましょう。
~気の不足の症状~
・体がだるい ・疲れやすい ・食後眠い <脾気不足>
・気力がない ・風邪をひきやすい <肺気不足>
・胃が弱い <腎気不足> など
~補う食べ物~
・サツマイモ<腎> ・ニンジン<肺> ・レイシ<肝> ・ガリ<腎>
・カボチャ<脾、胃> ・ヤマイモ<肺> ・トウモロコシ<脾>
・ソラマメ<脾、腎>
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