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2015.05.29
漢方で考える子宝④
子宝応援ブログTOP緑がまぶしいこの頃です。
最近、松本と篠ノ井間にある"おばすて"を電車で通りました。アナウンスが流れ、車窓から見える松本平を紹介しています。山と棚田と町並のコラボレーションは見事な風景です。夜景・名月の頃が素晴らしいとのことでした。
さて、東洋医学での考えの「血」についてです。
一般に"血液"と考えられますが、滋養作用も含めて考えられます。毎日の食物により作られ、補充されていくものです。「血」が十分に足りていないと、生命の営みができません。
「血」のトラブルには、"血虚""瘀血"という考えがあります。
今回は"血虚"について紹介します。
"血虚"は、血液の不足のことです。子宮や卵巣に十分な血がいかないと、滋養がされず、生理周期の遅れ、経血量の減少が生じます。子宮内膜も薄く、受精卵の着床が困難になったり、育ちにくくなったりします。卵子も赤ちゃんも、「血」の中で育つのです。
産後も便秘、育児ノイローゼ、乳汁分泌不足などになります。赤ちゃんを望む方には、補血はとても大切です。血虚の症状に当てはまるものがある方は、積極的に血を補う食べものを摂りましょう。
~血虚の症状~
・皮膚のかさつき、あかぎれ
・目の乾燥、かすみ
・爪が割れる
・こむら返り
・動悸
・不眠
・出血しやすい
・顔色が悪い
・髪の毛が抜けやすい
・手足のしびれ感
~血を補う食べもの~
・プルーン ・黒豆 ・ブルーベリー ・ゴマ ・牡蠣 ・ほうれん草
・うなぎ ・パセリ ・レバー
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