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2025.11.13
第1回:秋から冬へ──冷えと乾燥に負けない体づくり
〜妊娠しやすい体を育む"補陰・補血・巡り"〜 朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなり、 小諸でも冬の気配を感じる季節になりました。 この時期は、気温の低下と乾燥によって体が冷えやすく、 女性にとってはホルモンバランスが乱れやすい季節でもあります。 妊活中の方は、「冷え」や「乾燥」による不調に特に注意が必要です。 この季節に意識したい3つのキーワード 「補陰」「補血」、そして「巡り」 冷えや乾燥で失わ…
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2025.11.10
ご夫婦で整える妊娠体質(後編) ──1年11ヶ月の体づくりで体外受精・出産へ
Sさんのご主人にも精子数の減少や疲労感があり、 生殖力を支える「腎」の働きを補う漢方を開始しました。 ご夫婦で一緒に服用を続け、生活リズムや食事のバランスを見直しながら、 ストレスケアにも積極的に取り組まれました。 漢方服用から1年11ヶ月、5回の採卵を経て2個の良好胚を凍結。 その後4ヶ月間、移植に向けた体づくりを続け、1回目の移植で妊娠が確認されました。 妊娠後も安胎処方(妊娠を安定させる漢方…
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2025.11.07
ご夫婦で整える妊娠体質(前編) ──38歳Sさんの妊活5年間と漢方との出会い
38歳のSさんご夫婦は、妊娠を希望して5年。 タイミング療法や人工授精を6回試みましたが、結果にはつながりませんでした。 年齢的な焦りも感じながら「今の体のままでは難しいのでは」と感じ、 「体の土台を整えてからもう一度挑戦したい」との思いで、当薬局にご相談にいらっしゃいました。 奥様は手足の冷え、生理痛、経血塊、ストレス過多など、典型的な「血の不足」と「血の巡りの悪さ」が見られました。 漢方ではま…
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2025.11.05
早く結果を出したい方のサポート②〜漢方を活用してみませんか〜
妊活における漢方の柱は、 「冷え」 「ストレス」 「内膜の厚み」の3つです。 「冷え」 にはタイプがあり、 めまいやふらつきがする 「血が足りない」 タイプには血を補う漢方を、 手足が冷える 「血の流れが悪い」タイプには血流を改善する漢方を、 いつも厚着をする寒がりの「気が不足した」 タイプには気を補う漢方で改善していきます。 2つ目は「ストレス」 です。 ストレスが流産を引き起こしてしまうことも…
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2025.11.04
早く結果を出したい方のサポート〜妊活における漢方のポイントは 「冷え」 「ストレス」 「内膜の厚み」〜
日本産婦人科学会が今年2025年8月29日に発表したデータによると、日本で2023年に行われたART(体外受精や顕微授精などの生殖補助医療)は、総治療周期数が56万1664周期と過去最高を記録しました。そのうち、実際に胚移植まで進んだのは29万6104周期で、移植実施率は52.7%でした。妊娠が確認された周期は11万5554周期で、「全治療(採卵〜凍結・移植準備を含む)周期あたりの妊娠率」は20.…
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2025.11.01
1年5ヶ月の体づくりで体外受精により妊娠
上田市から通われていた38歳の女性は、第2子をご希望され、当薬局で漢方を1年5ヶ月服用されました。 漢方で体調を整えながら体外受精に臨み、1年5ヶ月後に妊娠されています。 この方は、第1子を体外受精で授かり、第2子の妊活を始めてから1年ほど経過した頃にご相談にいらっしゃいました。 お子さん連れで病院に通うのが難しく、「体づくりから始めたい」との思いで漢方を取り入れられました。 服用を始めて半年で一…
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2025.10.29
不妊治療と漢方の併用を希望する方が増えています──勉強堂薬局の取り組み
当薬局には、不妊や不妊治療の成果で悩む30~40代の女性が多く相談にいらっしゃいます。 中には「病院で異常はないと言われたけれど、なかなか結果につながらない」「体調を整えながら治療を続けたい」という方も多く、 体の"土台づくり"を目的に漢方を併用されるケースが増えています。 女性専門スタッフが一人ひとりの悩みに向き合い、心のケアを大切にしながら、丁寧にカウンセリングを行います。 「自分の体の状態を…
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2025.10.27
漢方を併用するメリット──体外受精の成功率を高めるために
晩婚化などを背景に、不妊に悩む女性が体外受精などの不妊治療を希望する傾向にあります。 体外受精の成功のカギは「質の良い卵」と「受精卵が育ちやすい子宮内膜環境」をつくること。 しかし、高度な生殖医療を受けたとしても、土台となる子宮環境が健やかな状態でなければ妊娠は望めません。 腎を補うことで本来の妊娠しやすい体を取り戻し、現代医学の力をより生かすことができます。 漢方での体質改善と不妊治療の併用、そ…
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2025.10.24
冷えをとり、腎の力を高める──妊娠しやすい体づくりの第一歩
朝晩の寒さに、冬の気配を感じる季節となりました。 東洋医学では、体の「冷え」は血流を滞らせ、ホルモンの働きを乱し、不妊の大きな要因になると考えられています。 特にお腹まわりを冷やさないよう、日頃から心掛けてください。 妊娠を望む女性にとって、風邪を引くと薬を飲みづらくなるため、体調管理にも注意が必要です。 冷えとともに不妊の大敵となるのが「腎虚(じんきょ)」です。 これは、ホルモン分泌を調整する"…
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2025.10.22
妊娠力アップ簡単レシピ⑥「血を補って冷えを防ぐ」小松菜の煮浸しと卵入りきんちゃく
小松菜は、「血」を補い、冷えを防ぐ妊活食材の代表格です。 鉄分・カルシウム・葉酸が豊富で、卵子や子宮の環境づくりに欠かせない栄養が詰まっています。 今回は、にんじん・しめじなど"巡りをよくする野菜"と一緒に、 良質なたんぱく源である卵を合わせた煮浸しにしました。 見た目も華やかで、手軽に作れるのに体にやさしい一皿です。 ★材料★(すべて作りやすい量で)油揚げ 1枚 卵 2個小松菜 1パック…
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