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2025.07.01
年齢に合わせた心の準備と不妊対策 〜「年齢」に不安を感じていませんか?〜
木々の青葉が空に伸びる季節。雨上がりの紫陽花のように、心も体も美しく、みずみずしくありたいものですね。 勉強堂薬局には、子宝を望む多くの女性がご相談にいらっしゃいます。 中でも30代後半〜40代の方は、「二人目不妊」や「原因不明の不妊」に加え、年齢に対する不安を抱えている方が少なくありません。 「高齢出産」という言葉が、女性たちを必要以上に不安にさせ、気持ちを弱くしてしまうこともあるようです。 も…
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2025.06.28
瘀血をためないための食事のポイント
瘀血対策には「血をきれいに保ち、滞りなく流す」ことが大切です。そのための食事は、次のような内容を意識してみましょう。 青魚(サバ、イワシ、アジなど):EPAやDHAが血流改善をサポート緑黄色野菜・海藻・きのこ類:抗酸化・繊維たっぷりで腸内環境も◎食物繊維の多い根菜や雑穀糖質を控えめにする(白砂糖・甘い飲料などはとくに)冷たい飲み物・生野菜を控える:体の冷えは巡りの大敵基本は加熱して食べる:胃腸にや…
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2025.06.26
治療中のからだに寄り添う妊活中の瘀血(おけつ)対策
妊活において、病院でのホルモン療法など現代医学の力を借りながら頑張っている方も多いと思います。一方で、治療を続ける中で「なんとなく体が重だるい」「冷えが気になる」「生理がつらくなってきた」といった声もよくお聞きします。 漢方では、こうした状態を「瘀血(おけつ)」と捉えます。瘀血とは、血が不足しているのではなく、体の中でうまく巡らなくなっている状態のこと。体がうまく流れず、滞っていることで、さまざま…
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2025.06.24
生理と子宮のSOS 〜瘀血が引き起こす不調のサイン〜
瘀血がもたらす不調と、生理との深い関係 瘀血の原因はさまざまです。たとえば次のようなことが引き金になります: 気虚(エネルギー不足)や気滞(気の巡りの停滞)冷えによる血行不良ストレスや生活習慣の乱れ、外傷など 瘀血があると、体には次のようなサインが現れやすくなります。 痛み(生理痛・頭痛・肩こりなど)しこりや肌の黒ずみ経血に塊が混ざる/色が暗い赤(暗紅色)になる 生理は子宮の「大掃除」。この大掃除…
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2025.06.21
くじけない心と「瘀血」の話 〜巡りの悪さが妊活に与える影響〜
梅雨の季節、湿気と気温差で体調も不安定になりやすい頃ですね。我が家の庭では、アリウム・ギガンチウムが真っ盛り。まん丸な赤紫の花は、まるで空に浮かぶボールのよう。花言葉は「くじけない心」。まさに、妊活中の方々にエールを送るような存在です。 さて今回は、「瘀血(おけつ)」についてお話しします。漢方で非常によく使われる言葉ですが、あまり聞きなじみがないかもしれません。 「瘀血」とは、血が足りないわけ…
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2025.06.19
授かる体の目指し方。 勉強堂薬局の場合は
妊活の状況は人それぞれです。不妊治療の有無、体質、生活リズムなど、改善すべきポイントを明確にすることが必要です。 一人で悩みを抱え込まず、落ち着いて相談できる場も必要だと考えています。 勉強堂では一人一人の体の状態や治療の内容によって必要な漢方薬を処方します。 仕事に治療にと忙しい方が多いかと思いますが、「あなただけの妊活」サポートしますのでお気軽にご相談ください。…
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2025.06.17
35歳からの不妊相談③ 〜37歳Sさんの出産例 後編〜
漢方服用3ヶ月、体力の回復も見られ、経血量が増加、基礎体温も二相性に安定。体外受精へ向け、安胎に必要な血の巡りを漢方で強化。 移植に向け栄養素を足し、ダメージの回復を図りました。 漢方服用9ヶ月、凍結胚移植にて妊娠に成功。安胎のため漢方を継続したことで安定し、流産を繰り返した8週目も乗り越え、無事出産されました。 今回は流産しにくい子宮を目指し改善できたことで、流産を防ぐことができました。 疲れや…
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2025.06.14
35歳からの不妊相談② 〜37歳Sさんの出産例 前編〜
37歳Sさんの出産例 Sさんは妊娠を希望して4年。病院では異常なしと診断を受け、体外受精で妊娠するも、3回とも8〜9週で流産。次の体外受精に向けできる限りの対策を求め来店。 カウンセリングで手足の冷え、経血量の少なさ、肩こり、体の疲れなどが判明。 まず、流産の繰り返しによる腎性(生殖エネルギー)と体力の不足を補うことから始め、冷え、肩こりの原因である瘀血(血の滞りの悪さ)の改善、経血量が少ないため…
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2025.06.12
35歳からの不妊相談① 〜流産は漢方で予防できる?〜
流産は漢方で予防できる 先日「過去2回流産したため、次の妊娠時にまた流産したらどうしようかと不安です。次に妊娠する前に何かできることはありますか」という相談を受けました。 病院の不育症検査で異常なしと言われた方で流産経験のある方、もしくは流産の不安がある方は漢方独自の方法で、「流産しにくい子宮」に整えることをおすすめしています。 流産しにくい子宮にするための条件は3つ。 血液量が充分で流れが滞って…
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2025.06.09
梅雨は妊活の落とし穴?胃腸を整えて妊娠体質へ
胃腸虚弱を改善して妊娠できる体に梅雨時期は胃腸機能が低下しやすく、元気の源(エネルギー)が生成されにくく、妊娠するためのエネルギーの不足が生じます。 特に二人目、三人目を希望している方で、生理の量が少ない、低温期と高温期の差が小さい、生理周期が短い等の特徴がある方は、さらなるエネルギー不足に発展しやすくなります。 体がだるい、疲れやすいなどの症状がある方は、要注意。 結果として基礎体温の維持不足と…
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